食物繊維(ファイバー)は、ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総称です。
「第6の栄養素」として注目されるようになりました。摂取目安量は1日20~25gですが、国民栄養調査などの結果から推定すると、実際の摂取量は1日16g程度なので、積極的に摂取を心がけたい成分です。
水に溶けないタイプの不溶性食物繊維(セルロース・へミセルロース不溶性ペクチン・キチンなど)と、水に溶けるタイプの水溶性食物繊維(水溶性ペクチン・マンナン・アルギン酸など)の二つに大別できます。
一般的な働きとしては、ブドウ糖の吸収速度をゆるやかにして、腸管内の有害物質を排出する、便をやわらかくする、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるなどがあげられます。
また、繊維質の食品はよくかまないと飲み込めないため、かむ回数が増えます。このことによって食べ過ぎ、歯茎やあごを強くすることが考えられています。