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小沼 守先生

大相模動物クリニック（旧：おぬま動物病院）

大相模動物クリニック（旧：おぬま動物病院）

小沼守獣医療においてサプリメントの効能は曖昧であり、科学的根拠のあるものは少ないのが現状です。動物へサプリメントの処方を検討している場合、それぞれの動物の病態を解明（精査）し、論文などの研究発表を基に一定の効能が証明されたサプリメントをその病態に合わせてオーダーメードで処方しないと、サプリメントの十分な効果が期待できないと考えております。病気で苦しんでいる動物達の一助になるように、混乱している動物医療におけるサプリメントの大まかな方向性だけでも臨床研究を基に確立できればと願っております。

小沼守のプロフィール

平成3年　日本大学農獣医学部（現：生物資源科学部）獣医学科卒業。平成17年～平成19年　日本大学大学院研究生（所属：獣医病理学研究室）、平成19年～現在　日本大学大学院　獣医学専攻　博士課程（所属：獣医病理学研究室）。平成7年より（有）大相模動物ケアセンター内　おぬま動物病院開業。平成17年より日本大学生物資源科学部獣医学科にて非常勤で講義を担当。平成19年から中央動物専門学校動物看護科の非常勤講師に就任。日本大学獣医学会評議員、ペットアロマテラピー協会理事、NPO法人リンパドレナージュ　サンPalma理事、エキゾチックペット研究会理事（事務局）、越谷市獣医師会会長などを兼任。

小沼守が専門とする分野

抗酸化作用（オリゴノールなど）
皮膚バリア機能亢進（セラミドなど）
免疫賦活効果（AHCC、ニゲロオリゴ糖、GCP、D-12など）

小沼守が所属している協会・団体

人医療分野
日本バイオセラピィ学会、AHCC研究会、日本臨床免疫学会、日本皮膚悪性腫瘍学会

獣医療分野
エキゾチックペット研究会、日本獣医皮膚科学会、アジア獣医皮膚科学会準会員、日本獣医アトピー・アレルギー・免疫研究会、動物のサプリメント研究会、日本獣医循環器学会、獣医麻酔外科学会（麻酔と疼痛管理）、日本獣医画像診断学会、動物臨床医学会、獣医神経病学会、獣医行動学研究会、日本獣医がん研究会、鳥類臨床研究会、日本獣医学会、日本獣医師会、志成会

小沼守が執筆・監修された書籍

小沼　守（分担翻訳）: Dermatological emergencies. In: BSAVA Manual of Canine and Feline Emergency and Critical Care 2nd ed,（印刷中）.

小沼　守（分担執筆）: 第7章エキゾチックアニマル担当, In: ビジュアルで学ぶ動物看護学～臨床につなげる基礎知識～, 緑書房（チクサン出版社）, 東京. 2010.
小沼　守,2007,かゆみに効く免疫のちから～ニゲロオリゴ糖の臨床応用～,日本獣医臨床病理学会2007年大会TEXT PROCEEDINGS.177-178.
小沼　守，小野貞治, 上木万里子, 太田　亮.(2007): ニゲロオリゴ糖の併用後に皮膚症状を認めた若齢発症型全身性毛包虫症の犬の1例. 獣医臨床皮膚科.13:195-197.

小沼　守，小野貞治, 久保　純, 上木万里子.2006.症例報告:AHCCとD-12を投与し改善のみられた犬の皮膚病の1例.Visual Veterinary Dermatology (ViVeD).8.2.4.347-349.

小沼　守，小野貞治, 上木万里子, 久山昌之.(2008).犬慢性アトピー性皮膚炎における経口グルコシルセラミド使用の1例. 獣医臨床皮膚科 14:81-83.

小沼 守, 上木万里子, 石田智子, 小野貞治.(2008):当院の犬皮膚科におけるサプリメント療法　The supplementation therapy of canine dermatology in my hospital. In: 小動物臨床.27(6):1-7.

その他40の論文や執筆あり