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活動報告

第22回 21世紀医療課題委員会

2008/4/17 日本医科大学 橘桜会館

 

「第22回 21世紀 医療課題委員会」21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20002.jpgとは何だか難しそうな名前の会ですが、
その通り!とても専門的で厳格な会です。

説明させていただくと、

「21世紀医療課題委員会」とは、医療を巡る様々な問題を検討する異業種の方々の集まりです。

変換期をむかえている医療の周辺問題を取り上げ、分かりやすく解説を聞き、今後の対策に応用する「場」。

第22回のテーマは、 「健康食品と食の安全対策」でしたので、
サプリメント評議会としてはぜひとも参加したいテーマということで、出席してきました。

 

 どうなる?健康食品と食の安全対策

講師は「食の安全推進委員会」の委員長を務めていらっしゃる衆議院議員の渡邉孝男さん。

その他にも、健康食品業界に関わる多くの人々が参加されていました。

若い女性は少ないので、ちょっと場違い???と焦ってしまうほどカチっとした会場と雰囲気。
少々ひるんでしまいましたが、せっかく呼んで頂いたわけですから。
しっかり得るものを得て帰ろうと思い、お話を傾聴してきました。

・ 「食の安全」に関する今日の課題
・ 「健康食品」に関しての政治的課題

これらが主な話の内容でした。


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現実的な政策の構築には問題が山積み!

行政・メーカー・そして私たちのような第三者機関、

それぞれがそれぞれの立場から、率直な意見を出し合いました。

ちょっとテーマと外れますが、私がこの会に出席して一番に感じたことは、
消費者やメーカーの立場といった現場から距離がある場に行くと、具体的な現状が見えにくくなるんだろうなぁということです。

官と民にはいつも温度差があるという世の中の縮図を見た気持ち。

社会的に大きな問題を解決するためには、政治の世界など組織によるトップダウン式の改革が必要だとは思います。

でも、実際に組織の上に行けば行くほど、世の中の実情が見えにくくなり、現実的にためになる地に足の付いた政策が立てにくくなる。。。

う~ん、パラドックス。

サプリメント評議会は、常に消費者とメーカーの近くに存在する第三者機関でありたいぁと考えさせられた、

そんな一日でした。