日本サプリメント評議会 トップ » 評価製品一覧 » 大豆発酵食品
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大豆には植物性タンパク質・ゲニステイン・イソフラボン・フィチン酸など、健康に寄与する様々な成分が非常に豊富に含まれています。しかも、タンパク質を構成するアミノ酸のうち、人間が体内で作ことが出来ず植物から取らなければならない必須アミノ酸の量は肉類に匹敵するほど含みます。「畑の肉」と呼ばれるのはそのおかげです。
栄養価の高い大豆ですが、発酵させることで栄養価は更に増します。
大豆に含まれている女性ホルモン様成分「イソフラボン」は、発酵させた大豆から摂取することで更に吸収しやすい状態になります。これは、発酵によって素材が分解されるため、栄養素が吸収されやすくなるからです。
また、大豆は発酵させることによってアレルギー誘発性が低下することが明らかになっていますので、大豆アレルギーの人でも大豆発酵食品なら手軽に摂取できるという利点もあります。
歴史的を紐解くと、はるか昔から中国、インド、インドネシア、タイなど、アジアを中心としたそれぞれの国が、自分たちの風土・地域に合った微生物をたくみに利用し大豆発酵食品を生み出してきました。
例えば、インドネシアの伝統的な大豆発酵食品は「テンペ」と呼ばれ、発酵前の大豆よりも高い栄養価があることが分かっています。
また、日本にも「味噌」「しょうゆ」「納豆」、沖縄では「豆腐よう」など、健康的な大豆発酵食品が数多く存在します。
大豆発酵食品を日常食の中に取り入れることがどれだけ大切か、現代になってその価値が見直されつつあります。